Nutrition

  • 腸内環境を整える

    私は最近、寒さと少しの疲れで久しぶりに風邪をひきました。体の免疫が落ちているんだなぁとすぐに感じました。

    最近よく耳にする“腸活”。腸は私たちの健康を保つために偉大な役割をしているんです。

    腸の神経細胞は脳に次いで多く、約1億個にのぼります。この神経細胞によって、自立して働くことができるのです。このことから、腸は「第二の脳」と呼ばれています。

    脳の中にある「幸せ物質」ともいえる神経伝達物質を作っているのは、実は腸なのです。たとえばセロトニンは、食べ物の中に含まれるトリプトファンというたんぱく質から腸内で合成されます。

    しかし、腸内環境が整っていない状態ではセロトニンをうまく増やすことができません。

    私たちの腸内には、約1000兆個の細菌たちが住んでいます。
    重さにすると、なんと1〜2kgあるそうです👀

    健康な人で、善玉菌20%、悪玉菌10%のバランスです。残りの70%は、日和見菌といって、良い働きも悪い働きもする菌種です。

    🌿善玉菌とは、栄養の消化・吸収をスムーズにし、腸の健康を保つ細菌のことです。

    🌿善玉菌を増やす食べ物
    お味噌や醤油、麹、納豆、キムチなどの発酵食品、ヨーグルトなど。

    腸内環境を良くしておくことで、体の免疫系を高く保つことができます。

    今日は小腹が空いて、せっかくだったら体にプラスのものを食べようと思い、グリークヨーグルトにたくさんのナッツやドライフルーツが入ったグラノーラを混ぜていただきました。体に良いものを食べると心も前向きになりますよね☺︎

    今日は頑張った自分へ体に優しい食べ物を選んであげてくださいね。皆さんにとって素敵な1日となりますように!

    Have a wonderful day☺︎

  • The Blond Beet

    先日、とても素敵なVegan restaurant へ行ってきました。

    “Creamy cash curry with beetroot quinoa pakora”というビーツたっぷりのPakora(ひよこ豆をぎゅっと固めてボール状にしたもの)をいただきました。

    ビーツとキヌアがたっぷりと入っていて、口に入れた瞬間、様々なスパイスとハーブの香りが広がりました。素材そのものの味がとても活かされていて、調理法にこだわって料理されているのが一口食べた瞬間に伝わってきました。ビーツの甘み、カシューナッツの香り、キヌアの食感。最後の一口まで本当に美味しくいただきました☺︎

    🌿ビーツの効用について

    ビーツは、「食べる血液」とも呼ばれており、ポリフェノール、鉄分、食物繊維が豊富に含まれています。ビーツの赤い色素成分であるベタシアニンには強い抗酸化力があります。抗酸化物質とは、活性酸素の産出を抑えたり傷ついた細胞のダメージを修復したりする物質のことで、ポリフェノールもそのひとつです。

    疲労やストレスにより、体内に発生する活性酸素は体の細胞や組織を酸化させます。ビーツの色素成分の一つであるベタレインは、体の細胞が傷つく「酸化ストレス」を取り除き、さびにくい体づくりに効果的です。

    Beetroot latteを飲んでみました。オーツミルクの自然な甘みに、ほんのりビーツの香りとターメリックのスパイスが素晴らしいハーモニーを奏でていました。一口飲んだ瞬間に、目をつぶってしまうほど美味しく、そしてホッとする優しい味がしました。

    寒い日は、なんとなく甘いものが食べたくなりますが、体に優しいものを意識して取り入れたいですね。

    今日も皆さんにとって素敵な1日になりますように☺︎ Have a wonderful day!